今でも使える日本語RSSフィードまとめ――情報収集に役立つサイトをジャンル別に紹介

RSSリーダーを使って情報収集を始めようと思っても、「どのサイトを登録すればいいのか分からない」という人は少なくありません。

RSSはニュースサイトだけでなく、技術メディア、AI、政府機関、金融、科学、企業ブログなど、さまざまな情報源から更新情報を受け取ることができます。

そこで今回は、現在でもRSSやAtomフィードを利用できる日本語サイトを中心に、情報収集に役立つRSSをジャンル別にまとめました。RSSリーダーをこれから使い始める人はもちろん、「昔RSSを使っていたけれど、最近の情報源を知らない」という人にもおすすめの一覧です。

IT・テクノロジー

IT分野はRSSとの相性が特に良いジャンルです。ニュースだけでなく、セキュリティ、クラウド、開発、スマートフォンなど、細かいテーマごとに情報源を登録できます。

ITmedia NEWS

ITmediaでは、総合ニュースだけでなく、国内、海外、セキュリティ、科学・テクノロジー、ネットトピック、企業・業界動向など、多数のRSSフィードが提供されています。

マイナビニュース

マイナビニュースでは、総合フィードに加えて、ITインフラ、セキュリティ、開発・エンジニア、SaaS、クラウド、半導体、サイエンス、宇宙・航空など、ジャンル別のRSSが用意されています。

AI・生成AI

生成AIの進化が続く現在、AI関連の情報は毎日のように更新されています。ニュースメディアだけでなく、技術者が実際に試した内容を追えるRSSを組み合わせると、より実践的な情報収集ができます。

ITmedia AI+

AIに関するニュースや企業・サービスの動向を追いたい場合に便利なフィードです。

Zenn

Zennはエンジニア向けの技術情報共有サービスです。トレンドだけでなく、ユーザーごと、トピックごとのRSSフィードも利用できます。

Qiita

Qiitaでは、タグやユーザーなどを単位にAtom形式のフィードを利用できます。特定の技術分野を継続的に追いかけたい場合に便利です。

ニュース・社会

毎日のニュースをRSSで受け取るなら、情報量の多い総合ニュースサイトだけでなく、特定のテーマに強い媒体を組み合わせるのがおすすめです。

NHK NEWS

国内、国際、経済、科学など幅広いニュースを追うための情報源として利用できます。RSSを利用する場合は、現在提供されているRSS一覧から必要なジャンルを選ぶとよいでしょう。

nippon.com

日本の政治、経済、社会、国際、文化、科学、技術などを扱うニュース・情報サイトです。サイト全体だけでなく、Newsなどカテゴリ別のRSSも用意されています。

経済・金融・投資

経済や投資の情報をRSSで集める場合は、ニュースメディアだけでなく、取引所や行政機関などの一次情報に近い情報源を登録しておくと便利です。

日本取引所グループ(JPX)

JPXでは、マーケットニュース、JPXからのお知らせ、サイト更新情報などのRSSが提供されています。株式市場を定点観測したい場合に役立ちます。

金融庁

金融行政、制度、監督、証券市場などに関する新着情報を追うことができます。投資関連のニュースを読む際に、公式情報を確認するための情報源として登録しておくと便利です。

経済産業省

経済政策、産業政策、エネルギー、通商、企業活動など、経済に関係する幅広い情報を追うことができます。特にAIや半導体、デジタル産業などの政策動向を追いたい人にも向いています。

政府・行政・デジタル政策

RSSを情報収集に使うなら、政府機関の情報も非常に重要です。ニュースサイトでは短く紹介される政策や制度変更を、公式情報として追えるからです。

デジタル庁

政府のデジタル政策、行政DX、デジタルサービスなどに関する新着情報を取得できます。

内閣府

政策、統計、調査、会議資料など、国の経済・社会政策に関する情報を幅広く追うことができます。

文部科学省

教育、科学技術、大学、研究などに関する情報を追いたい場合に便利です。

消費者庁

消費者問題、製品事故、制度、食品表示など、日常生活にも関係する情報を取得できます。

RSS・新着情報: 消費者庁

科学・研究

科学技術の情報を追う場合、一般ニュースだけではなく、研究機関や科学技術系メディアをRSSに登録しておくと、ニュースになる前の動向にも触れやすくなります。

Science Japan

科学技術に関するニュース、インタビュー、イベントなどを扱う科学技術振興機構(JST)の情報サイトです。IT、物理・材料、化学、生物、医学、エネルギー・環境、宇宙、防災など幅広い分野を扱っています。

最初に登録するなら、このRSSがおすすめ

RSSを使い始めたばかりなら、いきなり大量のフィードを登録する必要はありません。まずは自分が普段から興味を持っている分野を中心に、10本前後から始めるのがおすすめです。

おすすめの基本構成
IT:ITmedia NEWS
AI:ITmedia AI+・Zenn・Qiita
ニュース:NHK NEWS・nippon.com
経済:JPX・経済産業省
政策:デジタル庁・内閣府
科学:Science Japan

これだけでも、「一般ニュース」「専門情報」「技術者の実践」「政府の一次情報」という異なる種類の情報を一つのRSSリーダーに集めることができます。

RSSは「情報源の組み合わせ」が重要

RSSリーダーの便利なところは、単にニュースを読むことではありません。異なる立場の情報源を、自分で組み合わせられることにあります。

たとえばAIについて情報収集するなら、ニュースサイトだけを登録するのではなく、ITmedia AI+でニュースを追い、ZennやQiitaで技術者の実践例を読み、デジタル庁などで政策の動きを確認する、といった使い方ができます。

一つのニュースサイトだけを見るよりも、「ニュース」「技術」「一次情報」という異なる情報源を組み合わせたほうが、その分野で何が起きているのかを立体的に把握しやすくなります。

登録しすぎないことも大切

RSSは便利だからこそ、登録数を増やしすぎないことも重要です。

最初は面白そうなサイトをどんどん追加したくなりますが、100サイト、200サイトと増やしていくと、未読記事が大量に溜まってしまいます。

このように情報源ごとに重要度を考えながら登録すると、RSSリーダーを無理なく使い続けることができます。

RSSを「定点観測」に使う

RSSは、毎日すべての記事を読むための仕組みではありません。むしろ、特定の分野を長期間観察するためのツールとして考えると、その価値が分かりやすくなります。

たとえば「AI」「半導体」「Android」「投資」「Web制作」など、自分が継続的に興味を持っているテーマのRSSを登録しておきます。

毎日すべての記事を読む必要はありません。タイトルを眺めているだけでも、数週間、数カ月と続けていくうちに、その分野で何が増えているのか、どんなテーマが繰り返し登場しているのかが見えてきます。

RSSは「検索」と組み合わせるとさらに便利

RSSリーダーだけですべての情報を探す必要もありません。

このように役割を分けると、情報収集の効率がかなり上がります。

「おすすめされる情報」から「選んだ情報」へ

SNSやニュースアプリでは、アルゴリズムによって自分が興味を持ちそうな情報が自動的に表示されます。これは便利な一方で、情報を選ぶ基準をサービス側に委ねることにもなります。

RSSはその反対です。自分で情報源を選び、自分のタイミングで読むことができます。

すべての情報を読む必要もありません。タイトルを見て必要な記事だけを開き、興味がなければそのまま既読にする。それだけでも、情報との距離を自分でコントロールしやすくなります。

RSSリーダーは「自分専用のニュースサイト」にできる

RSSの最大の魅力は、情報源を自由に組み合わせられることです。

IT、AI、投資、科学、政府、趣味、個人ブログなど、自分が必要とする情報だけを登録すれば、一般的なニュースサイトとは違う「自分専用のニュースサイト」を作ることができます。

情報が多すぎる現在だからこそ、何を見るかを自分で決めるというRSSのシンプルな仕組みは、今でも十分に価値があります。

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